首を揉まれるのは危険です 2018-03-02首コリは万病のもと ▼ 首は、身体と脳をつないでいる部分になります。そして首の中には、身体にとってとても重要な血管や神経がたくさん通っています。このような重要な場所である首がこってしまうと血管や神経が圧迫され、様々な不調の原因になってしまいます。頭痛・めまい・肩こり・目の疲れ・耳鳴り・鼻炎・うつ・自律神経失調症などなどここからが本題なんですが、これだけ重要な首揉まれるとけっこう危険なんです。まず、コリとは何か?答えは「緊張してかたまった筋肉」です。ですので、基本的にコリをなくすには、「ゆるめる」ことなんです。そして、一般的に揉めばゆるむと思われがちです。本当に上手な方に揉んでもらうとたしかにゆるみます。しかし、ゴリゴリ・グイグイ揉んだりするとかえって筋肉が緊張してしまう恐れがあります。優しく揉んだ場合でもです。すると、身体は攻撃されたと認識します。自分の城が壊されてしまったと感じます。身体は攻撃されると防御をします。これは、自然で当たり前の現象です。ですので、また城(コリ)をつくります。昔は僕も揉む施術をしていたのでよく分かるんですが、強く揉まれたがる方多いです。頑張ってほぐします。しかし、次来られた時には元に戻ってるかさらにひどくなってる(笑)ここに違和感を感じ、揉むことをやめました。強く揉むと、身体はかなり攻撃されたと認識します。そして、さらに頑丈な城(コリ)をつくります。結果、いたちごっこになるんです。そして本題の首。この現象が、身体の中でも重要な首でおきてしまうと血流・神経・そして脳にまで影響してしまう恐れがあるんです。ネットで調べればたくさんでてきます。本も出てます。僕のお店のお客さんの美容院でも、ちょっとした事故がありました。下手に揉まれてしまい、ちょっとした不調がすぐに出るならまだマシなんです。じわりじわりと来る場合、コレが原因だとわからないままどんどん悪くなってしまう。そんなパターンが本当に多いんです。他のお店で揉まれて首が余計悪くなったと言って来られるお客さんも多いです。そして本当に怖いのは、死につながる病気の原因にもなっているとこなんですね。特に力の入るクセがある方、いつも緊張状態にある方はさらに危険です。今回、怖がらせてしまうようなことをたくさん書いてしまいましたが、首に関してはちょっと黙ってられないので書かせてもらいました。僕達施術者やセラピスト側も受けられるお客さん側にも最低限知っていてもらいたい内容です。 閉じる